SI業界とは

SIerと呼ばれる企業は無数に存在しますが、大きく分けて「メーカー系、ユーザ系、独立系、外資系」の4つに分類され、当社は独立系に属します。

SIerは企業やその企業のお客様が抱える課題をITで解決しています。そのため、あらゆる業界がビジネスの対象です。近年では課題解決のみならず、時代のニーズを先取りした新規ビジネスの創出も行っており、顧客の業界・規模に捉われず非常に幅広いビジネス領域が存在しています。

SI業界は企業にもよりますが、親会社が安定している大規模な企業が多く、事業基盤が安定しています。

そのため、勤務時間もしっかり管理されている企業が多く福利厚生も整っており一般的にホワイトと呼ばれることが多いです。

世の中どこにいてもIT化が求められる時代ですが、そのIT化を進めるエンジニアが現在不足しています。2030年には70万人が不足するといわれています。

その中でSI業界に就職した場合、エンジニアとしての高いスキルを身につけることができます。エンジニアとしてのスキルはここしばらくは安定的に需要があるでしょう。

「要件定義」が極めて重要なフェーズであることは前半部分でご紹介しました。顧客の課題をしっかりとヒアリングし、問題点を洗い出さなければ、そもそもシステムを作成できません。「要件定義」で顧客の考えがクリアになっていないと、後の工程もスムーズに進行しないでしょう。そのためシステムインテグレーター業界に必要なスキルの2つ目として、コミュニケーション能力は欠かせません。

「この部分に触れると全体に大きな影響が出てしまうかもしれない」などと全体像を捉えることは、システム開発において重要です。つまり、視野の広さがないとさまざまなフェーズでつまずいてしまうでしょう。常に全体を把握する癖をつけておくべきです。