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大手SIer企業厳選15選!自分にあう企業の選び方って?

この記事でわかること
SIerの5つの種類とそれらのそれぞれの特徴、具体的な企業からSIerに向いている人について3分で理解できます。

 

就職活動において、大手SIerへの就職を検討している学生も多いのではないのでしょうか。しかし、沢山の企業があるため、どの企業が自分に合っているのか分からない。。。という学生も沢山いると思います。

 

目次

 

 

1.SIerの5つの分類

最近では様々な業界で業務を効率化するシステムが求められており、そのシステムを代わりに開発するのがSIerです。SIerの種類には「コンサル系」「メーカー系」「ユーザー系」「独立系」「外資系」の5つがあります。

 

【コンサル系SIer】

コンサル系SIerは、クライアントの課題に対して、より利益をあげられるような戦略を立て、システムのコンサルティングを行います。クライアントの経営戦略に合わせたシステム導入の提案をするために、コンサル系SIerには優れた提案力が求められます。

 

【メーカー系SIer】

メーカー系SIerは、ハードウェアメーカーを親会社として、親会社からの受注を受けてシステム開発を行います。パソコンなどの製造を行うメーカーのシステム部門が独立することで子会社となります。親会社の基盤がしっかりとしているため安定していますが、受注先が限定されているため、ユーザー系のように幅広い案件には関われないというデメリットが存在します。

 

【ユーザー系】

ユーザー系SIerは、一般企業を親会社として持ちながら、その情報システム部門が子会社として独立した企業です。親会社の業界は金融や保険、商社など多岐に渡ります。また、メーカー系と同様に親会社からの定期的な案件を受注できるため、経営が安定しやすいことがメリットです。

ユーザー系SIerについてはこちら

 

【外資系SIer】

外資系SIerは、世界中にグループ会社を展開しているような大企業が、日本の事業に参入してきた、外国のSI企業です。主な事業内容は日本でソリューションサービスを展開したり、システム開発を行ったりすることです。そのため、ハイレベルなスキルや語学力が必要とされますが、国際的な市場で働きたい方には向いていると言えます。

 

【独立系SIer】

独立系SIerは親会社を持たず、自社独自でSIを事業として行っている企業です。親会社がいないことからあらゆる業界や企業の開発に携われたるという、自由な経営が出来ることが特徴としてあげられます。一方でその分独立系は親会社からの継続的な案件を受けられないことから、不安定であるというデメリットも存在します。

独立系SIerについてはこちら

 

分類 メリット
コンサル系 クライアントのコンサルティングを主に行う。上流工程に関わる。
メーカー系 親会社からの受注を受けてシステム開発を行う。安定性が高い。
ユーザー系 親会社を持ち、その情報システム部門が独立した企業。安定性が高い。
外資系 海外のSI大企業の日本法人であり、ハイレベルな語学力が必要とされる
独立系 親会社を持たず、自社独自でSI事業を行うため、自由度が高い。

 

2.職種別大手SIer企業一覧

コンサル系

・株式会社JSOL

株式会社JSOLは、機械学習やAIなどを活用したICTサービスをコーディネートするコンサル系SIerです。元々は「日本情報サービス株式会社」という社名で創業しました。ICTコンサルだけでなくシステム開発など、一貫したサービス提供を行っています。

https://www.jsol.co.jp/

・シンプレクス株式会社

シンプレクス株式会社は、金融機関のシステムコンサルティングを行っているコンサル系大手SIerです。戦略から設計、開発や運用保守の全てに一貫したソリューションの提供を行います。

https://www.simplex.holdings/

・アビームコンサルティング株式会社

アビームコンサルティング株式会社は、金融機関のシステムコンサルティングを行っているコンサル系大手SIerです。アジアを拠点としたグローバルなコンサルティングファームを構築しており、業界、サービス、グローバルの総合力を特徴としています。また、2022年には働き甲斐のある企業ランキングで第6位を受賞しました。

https://www.abeam.com/jp/ja

 

メーカー系

・株式会社日立システムズ

株式会社日立システムズは、日立電子サービスと日立情報システムズが合併する形で創立し、日立グループに置ける情報通信分野の中核を担うメーカー系SIerです。ワンストップサービスの提供を特徴としています。

https://www.hitachi-systems-es.co.jp/

 

・富士通株式会社

富士通株式会社は、全世界においてグローバルなビジネス展開を行っているメーカー系SIerです。国内だけでなく、世界にも向けたテクノロジーソリューションを提供しています。また富士通はITサービスベンダーランキングにおいて、国内で代1位、世界でも5位を誇っており、日本を代表するSIerであるといえるでしょう。

https://www.fujitsu.com/jp/

 

・日本電気株式会社(NEC)

NECは公共機関などでのデジタルトランスフォーメーション実現を推進している、メーカー系の大手SIerです。事業については、社会公共事業や社会基盤事業、ネットワークサービス事業、グローバル事業など幅広い領域において展開しています。また、2020年の東京オリンピックではICTによって大会運営のサポートを行いました。

https://jpn.nec.com/profile/corp.html

 

ユーザー系

・株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータは、NTTグループのデータ通信やシステム構築事業を担うユーザー系大手SIerです。公共分野や金融、製造、通信など社会インフラにおいて多くのシステム構築の実績を有しており、国内だけでなくグローバルに展開しています。

https://www.nttdata.com/jp/ja/

 

・株式会社野村総合研究所

株式会社野村総合研究所は、国内でも大きなシンクタンクとなっているユーザー系大手SIerです。コンサルティングとITソリューションをメインとしており、「金融ITソリューション」「産業ITソリューション」などの事業提供を行うことでクライアントのビジネスをサポートしています。

https://www.nri.com/jp/

 

・SCSK株式会社

SCSK株式会社は、住友商事グループのユーザー系大手SIerです。住友商事グループの企業向けソリューションの提供を行っており、企業の価値や社会的価値を高めるサステナビリティ経営を推進しています。

https://www.scsk.jp/

 

外資系

・アクセンチュア株式会社

アクセンチュア株式会社は、アイルランドのコンサルティングファームを本社とする外資系大手SIerです。ITコンサルティングを中心として事業展開を行っており、特にストラテジー&コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションズの領域において圧倒的なプレゼンスを持っています。

 

・日本IBM株式会社

日本IBM株式会社は世界最大のITサービスベンダー、IBM社の日本法人となる外資系大手SIerです。事業内容としてはメインフレーム(据え置き型コンピューター)から、コンサルティングビジネスまで幅広いサービスを展開しています。

 

 

・日本オラクル株式会社

日本オラクル株式会社は、データベース周辺のシステムで世界的なシェアを誇る外資系大手SIerです。近年ではサービスの拡充に伴い、新形態のクラウドサービスを導入したり、中堅企業向けのサービス拠点の新設なども行っています。

https://www.oracle.com/jp/index.html

 

独立系

・大塚商会

大塚商会はOA機器の商社として成長した独立系大手SIerです。ECサイトとしての知名度が高いだけでなく、独立系ならではのメーカーに縛られない自由なソリューションの提供が可能であることが強みです。IT機器の導入から業務改善まで幅広いソリューションの提供を行っています。

https://www.otsuka-shokai.co.jp/

 

・日本ユニシス

日本ユニシスは日本の独立系SIerの先駆けとして、60年以上の歴史を持つ企業です。ICTコア領域と注力領域においてソリューションの提供を行っており、ICTコア領域については、クライアントの課題解決に向けてソリューションをワンストップで提供しており、注力領域については企業同士を繋げるビジネスエコシステムを形成するDXのためのプラットフォームを提供しています。

https://www.biprogy.com/

 

・株式会社オービック

株式会社オービックは、統合業務ソフトウェア「OBIC7」を中心とした製品を展開する独立系大手SIerです。自社開発と直接販売体制にこだわりを持ち、ワンストップソリューションサービスの提供を行っています。

https://www.obic.co.jp/

 

3.自分に合った企業の選び方

以上のように、SIerにも5つの種類があり、それぞれにおいても多くの企業が存在するため、どこが自分に合っているのか分からない…と考える学生も多いですよね。

 

そのため、5つの職種の特徴をまとめると、以下のようになります。

分類 メリット デメリット
コンサル系 上流工程に携われる SEとしてのスキルは身に付きにくい
メーカー系 経営が安定している 多様なスキルが身に付きにくい
ユーザー系 経営が安定している 多様なスキルが身に付きにくい
外資系 世界規模の案件に関われる 高度なスキルが必要
独立系 案件の自由度が高い 経営が不安定

 

まとめ

この記事のまとめ
自分が企業選びの際に求めている部分とマッチしている職種の中から、それぞれに分類される企業について絞って情報収集してみると自分に合った企業が見つかりやすいのかもしれませんね!

 

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