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SaaS業界徹底解説!なぜIT業界の中でも人気なの?

就活を始めた皆さんの中には、IT業界に興味を持っている方も多いと思います。IT業界の中には様々な業界があり、今回はその中でもSaaS業界について解説していきます!近年聞くことが多くなっている「SaaS」ですが、国内SaaS業界の市場規模は2023年には8200億円に達するとの予測も出ており、投資家たちから大注目の業界です!

そのため、この記事ではそもそもSaaSとは何かということから、SaaS企業、職種、将来性があるのかについて解説していきます!

 

【目次】

1.SssSとは

2.SaaS業界の企業一覧

3.どんな職種があるの?

4.将来性について

5.まとめ

 

1.SaaSとは?

そもそもSaaSとは「Software as a service」の略称であり、直訳で「サービスとしてのソフトウェア」です。これは、インターネットを介して必要な機能をサービスとして利用できるソフトウェアを指します。

有名なところとしては、ビデオ会議システムの「Zoom」、Microsoftの「Office365」、Adobeの「Creative Cloud」などがあります。

このように、サブスクリプション(継続課金モデル)としてソフトを提供し、SaaSを利用する場合は製品を直接所有するのではなく、クラウド上のサービスとして利用します。

 

SaaSが人気の理由

①初期費用と継続コストが安い

 自社で所持しないので、メンテナンスをする必要がなく、サブスクリプ

 ションモデルなので導入費用を低く抑えることができます。

 

②どこでも自由にアクセス可能

 インターネット環境があれば、場所を問わずアクセス可能です。データはクラウド上に保存することができ、社内に特別なスペースを用意する必要はありません。また、近年リモートワーク等多様な働き方が普及してきており、時代のニーズに合った使い方ができます。

 

③共同で管理・編集ができる

 複数人でアクセスすることができ、連携して円滑に作業を効率よく進めることができます。

2.SaaS業界の企業一覧

ここでは、国内の主なSaaS企業について紹介します。

 

 

 

〇サイボウズ

サイボウズ株式会社はクラウドベースのグループウェアや業務改善サービスを軸に、社会のチームワーク向上を支援しています。
主なサービスに「サイボウズOffice」や「Kintone」があります。「サイボウズOffice」は製造業・情報通信業・官公庁など、業界を問わず69,000社の導入実績を誇ります。

 

〇SanSan 

SanSan株式会社は、名刺管理のクラウドサービスを提供しています。個人向けには「Eight」、法人向けには「SanSan」という企業活動で日々集まる大量の名刺をクラウド上で共有・管理することで、人脈情報をビジネスに活かし、営業管理、顧客管理を最適化するサービスを提供しています。

〇ラクス

株式会社ラクスは「楽楽清算」「楽楽明細」などの中小企業向けクラウドサービスを提供しています。経費計算のサポートや電子請求書を発行するシステムを通じて、企業の後方支援をしています。

〇freee

「freee」株式会社は、クラウド会計ソフトの「freee」を提供しています。
創業は2012年と比較的新しいですが、売り上げは国内のSaaS企業の中でトップ5に入っており、注目されています。

 

3.どんな職種があるの?

 

一般的に、SaaS企業の組織は3種類の部門に分かれています。営業・マーケティング部門と、エンジニア部門と、人事や総務などを行う管理部門です。

ここでは、求人募集されやすい営業マーケティング部門とエンジニア部門の職業について解説していきます。

 

〇営業・マーケティング部門

職業としては

・インサイドセールス

・フィールドセールス

・カスタマーサクセス

・マーケター

以上の四つがあります。では、それぞれ解説していきます!

 

・インサイドセールス

インサイドセールスとは、電話やメール、Web会議などを活用して営業します。企業はどのサービスが自社に適するか比較検討するため、購入までの期間が長くなりやすいため、顧客との関係作りが重要です。そのため、インサイドセールスはSaaS商材の営業に適しています!

 

・フィールドセールス

フィールドセールスとは、実際に顧客のもとに訪問し、サービスを売り込む営業手法です。インサイドセールスによって購入の見込みがある顧客に対して、重点的に営業します。SaaSは継続して契約してもらうことで利益を上げているので、ここでも顧客との良い関係を築くことが重要です。

 

・カスタマーサクセス

カスタマーサクセスとは、アフターサポートをし、自社サービスの解約率を低減させることを目指します。SaaS業界はサブスクリプションモデルであるので、顧客の継続率、導入後の顧客フォローを最重視しています。解約率を下げ、ユーザーの維持率を上げていく事が会社の成長につながるため、顧客との信頼関係を築き、製品に反映することが求められます!

 

・マーケター

マーケターは、ターゲットの選定や見込みのある顧客の創出を行います。テレビやインターネット広告、SNS等を活用し、自社サービスを広く認知させることに努めます。そのために、既存顧客のデータ分析をすることが重要です。

 

〇エンジニア職

SaaS業界のエンジニアは、サービスを継続的に改善し顧客満足度を維持・改善していくことが求められます。顧客に継続的に利用してもらうために使いやすいサービスを追求し、ほぼ永続的に改善対策を行っていきます。

4.将来性について

近年では、ソフトウェア全体が徐々にクラウドへ移行してきています。

また、個人でも法人でも、所有することから利用することへのシフトが急速に進んできています。Bessemer Venture Partnersが公表している「State of the Cloud 2020」によると、5年でソフトウェア市場全体の半数以上がクラウド化するとの見込みです!

 

そのため、SaaS業界は今後さらに拡大し、将来性の高い業界であると考えられます!

 

5.まとめ

いかかでしたでしょうか?SaaS業界について理解できたでしょうか?

SaaS業界はクラウド化が急速に進んでいるため、将来性が高い業界といえるので、興味を持った方はぜひチャレンジしてみてください!

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