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 IT業界の職種とは?身につく力を徹底解説

この記事のPOINT

・IT業界の職種全般について分かる
・IT業界は職種は、その仕事でどんなスキルが身につくかで選ぶのがおすすめ

IT業界は近年目覚ましい発展を遂げており、今後さらに成長する業界です。IDC Japan株式会社が発表している国内ITサービス市場予測によると、2020年から2025年の年間平均成長率は2.4%で推移するという結果が出ています!そのため、就活生からの人気が非常に高い業界です。しかし、IT業界ではどんな仕事があるのか、あまり知らない人も多いのではないでしょうか?この記事では、IT業界の職種とそこで働くことで身につけられる力を解説していきます!

 

参照元:https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ48259521

 

今回は以下の流れで説明していきます!

【目次】
1,IT業界の職種とは

2,職種の内容と代表的な仕事

3,仕事で身につけられる力

4,まとめ

 

1,IT業界の職種とは

 

IT業界の職種とは、大きく分けてエンジニア職、営業・コンサルティング職、マネジメント職、マーケティング職の4つです。この中から職種を選んで仕事をすることになります。

 

同じIT業界といっても、職種によって仕事内容や求められるスキル、身につく力は異なるので、就職する際には職種をしっかり理解しておくことが重要です。

2,職種の内容と代表的な仕事

 

〇エンジニア職

エンジニア職とは、ITに関連する専門的な技術や能力を持つ技術職です。システムエンジニアやセキュリティエンジニアなど、約10職種に分類されます。ここでは、システムエンジニアの仕事や求められるスキルについて解説します。

 

システムエンジニア(SE)

 システムエンジニアは、クライアントの業務分析からシステム設計、プログラミング、テスト、保守・運用などシステム開発にかかわる一連の業務を幅広く行います。また、クライアントのヒアリング、ヒアリングした結果を正しくプログラマーに伝えることも業務に含まれます。

そのため、プログラミング能力だけでなく、論理的思考力やコミュニケーション能力も必要とされる仕事です。

 

〇営業・コンサルティング職

営業・コンサルティング職とは、顧客へのヒアリングを通じて経営課題を抽出し、適切な助言、ソリューションの提供を行う職種です。ITによる変革はこの先様々な分野で進むため、営業・コンサルタント職の中でもIT業界の営業・コンサルティング職は将来性があることが魅力です!ここでは、ITコンサルタントの仕事や求められるスキルについて解説します。

 

ITコンサルタント

 ITコンサルタントは、クライアントの業界や経営状況などからクライアントの問題を検証・評価し、システムによって改善・解決する方法を提案することが仕事です。IT全般に関わる広い知識・顧客の業界知識、コミュニケーション能力が必要とされます。特にクライアントの要求をどう実現すればよいかを具体的に考えることのできる課題解決能力が求められます。

 

ITコンサルタントとシステムエンジニアの違いについて詳しく書かれた記事もあるので、是非ご覧ください!

システムエンジニアとITコンサルの違い

 

〇マネジメント職

マネジメント職とは、開発にかかわる管理職であり、開発プロジェクトが円滑に進むよう、人員やスケジュール、タスク管理などを行う職種です。代表的な仕事に、プロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダーがあります。システムエンジニアの上位職と言われることも多く、ここでは二つの仕事を比較しながら解説します。

 

プロジェクトマネージャー 

 プロジェクトマネージャーは、プロジェクトのスケジュール・予算・品質・納期など、プロジェクト全体を管理・進行する役目を担うことが仕事です。社内外の担当者と綿密に連携をとる必要があるため、コミュニケーション能力は必須です。また、プロジェクトの遅延やトラブル時はもちろん、プロジェクトを円滑に進めるために、チームをまとめるリーダーシップも求められます。

 

プロジェクトリーダー

 プロジェクトリーダーは、プロジェクトマネージャーの指揮管理のもと、開発現場の責任者を担う仕事です。具体的には、プロジェクトの要件定義・基本設計・詳細設計を把握し、一連の開発プロセスを指揮します。そして、実際にシステムエンジニアとともに開発業務を行うこともあります。そのためITの知識はもちろん、現場をまとめるリーダーシップが求められます。

 

〇マーケティング職

マーケティング職とは、基本的にWeb戦略を通じて商品・サービスの購入や資料請求といった成果を増やすことを目指します。集めたデータをもとに、分析を行い有効な施策や問題解決を考案するのが仕事です。代表的な仕事にwebマーケターやデータアナリストがあり、ここでは仕事内容や求められるスキルについて解説します。

 

webマーケター

 webマーケターは、ウェブサイトやスマホアプリ、SNS、メール・チャットなどを活用したマーケティングに関わる職種です。担当する事業やプロダクト、サービスの売り上げ拡大、ブランドの認知向上などの目的に応じた企画立案や施策実行を行います。そのため、最新の動向に注目し効果的なマーケティングをすることが求められます。

 

データアナリスト

 データアナリストとは、「ビッグデータ」と呼ばれるデータから様々な法則を見つけ出し、ターゲットの動向や将来的なニーズを導き出し、事業の成長や問題解決の手段を考案することが仕事です。データを扱う技術、マーケットに対する深い理解だけでなく、考案した手段を分かりやすくプレゼンする能力も求められます。

 

3.仕事で身につけられる力

 

〇エンジニア職

 

様々なITスキルが身につく!

システムエンジニアはシステムをゼロから作る仕事です。OSやデータベースソフトウェアなどのITに関する基本的知識の理解は必要になりますが、システムの基本設計や詳細設計に関わるソフトウェア開発知識が身につきます。また、詳細設計完了後は実行プログラムを書いていくので、コンピューター言語を自在に操るスキルも自然と習得できます!

 

〇営業・コンサルティング職

 

課題解決能力が身につく!

 

ITコンサルタントの仕事は、先述にある通りクライアントの経営課題を解決することで、どのようなシステムを導入すればその課題を解決できるかを提案することがメインの仕事です。クライアントの課題に対して試行錯誤し、経営課題の解決を試みることで課題解決能力を身につけることができるでしょう。課題解決能力が身についている人はどんな問題がおきても冷静に行動に起こせるため、周囲の人から信頼され、業務の幅が広がったり希望していた業務に就けたりと、メリットも大きいです!

 

〇マネジメント職

 

コミュニケーション能力が身につく!

 

プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーは、クライアントや経営陣、関係部署や外注先など様々な利害関係者と関わりながら業務を進めていかなければならないので、業務を円滑に進めていくためには、的確な意思疎通を図らなければいけません。そのため、数年マネジメント経験を積むことで、自然とコミュニケーション能力が磨かれていきます。コミュニケーション能力が高いと仕事が円滑に回り、作業効率が大幅にアップするだけでなく人に好かれやすくなり、「この人と働いてみたい」「この人にまた仕事を頼みたい」と思われ、ビジネスチャンスが広がるでしょう!

 

〇マーケティング職

 

データ分析・仮説立証能力が身につく!

 

マーケティングでは今後の動向やニーズを予測し、それに応じた計画をしていく必要があります。そのためにデータを分析し、仮説を立てる必要があります。事実を把握するだけでなく、様々な要因から予測する想像力も必要となってくるので、データ分析・仮説立証能力が身につきます。

そしてマーケティング職は企業の利益を上げるための「仕事づくり」をする仕事であり、企業に必要不可欠であるため、景気にニーズが左右されにくい職であり、将来性が高い職であるといえるでしょう!

 

4.まとめ

IT業界の職種と、身につけられるスキルについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

職種と身につけられるスキル

○エンジニア職
様々なプログラミングスキル
○営業・コンサルティング職
課題解決能力
○マネジメント職
コミュニケーションスキル
○マーケティング職
データ分析・仮説立証能力

自分のキャリアのために特に身につけたいスキルから職種を選んでみましょう!

 

 

ご拝読ありがとうございました!

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