近年、IT業界の…
【SI業界】SI企業徹底解説!3分でSI企業まるわかり!
IT業界という言葉を聞くと、つづけてSIという言葉を耳にする人は多いのではないでしょうか。SIという言葉を耳にしてもその意味を説明できる人はいません。そこで今回は、「SI企業」について徹底解説していきます!
以下の通りに進めていきます。
1、SI企業とは?
みなさん、SIは何の略か知っていますか?SIとはシステムインテグレーションの略称です。SI企業は主にITを利用して、コンピューターやソフトウェア、ネットワークなどを組み合わせて社内に必要な仕組みを構築しています。これらを組み合わせ連携させることで、効率を大幅に上げたり、新しいサービスを生み出すことができます。SI企業はクライアント企業の課題を見つけ、その課題解決のためにどのようなシステムが必要なのか検討、設計します。それを実際に開発、運用していき管理します。このようにSI企業は、クライアント企業や社会に対して大きな影響力を持っています。
2、SI企業の種類
SI企業は大きく分けて4種類にわかれています。メーカー系、ユーザー系、独立系、外資系の4つです。
1、メーカー系
そもそもはハードウェアを製造していたSI企業のことを指します。メーカー系の強みは、自社のハードウェアと組み合わせてソフトウェアを開発できるところです。メーカー系は大規模な会社が多く、会社全体でSI事業を行っていることが特徴です。
2、ユーザー系
企業の情報システム部門が子会社や関連会社として独立してできた企業を指します。他の業界に先駆けて大規模システム開発が急務となった通信や金融、商社などの企業が、自社の情報システム部門を独立させてできており、日本独自のビジネス形態であると言われています。親会社の発注を受け、安定的な収益と経験値を積むことができるのが特徴の一つです。また、元の企業で培った知識やノウハウを活かせるのも強みです。
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3、独立系
メーカー系やユーザー系とは異なり、最初からSI事業を専業として設立した企業のことです。親会社が存在しないので、会社自体は小さいですが、その分システム開発に集中でき、お客様に最適なシステムを提供できているのが強みです。自社開発の他にも、メーカーや他の企業から開発を請け負うこともあり、SI業界では過半数を占めています。
4、外資系
グローバル市場で活躍する海外の企業で、主に日本法人が存在するような大手企業を指します。会社としての規模がとても大きく、世界的に有名な企業が外資系に連なっています。ほかのSI企業に比べると給料も高く、年功序列ではなく実力主義という部分も特徴です。
3、SI企業の魅力
ここまでSI企業の大枠をお話してきましたが、ここからはSI企業の魅力を説明していきます!
まず1つ目に、市場規模が拡大し続けている成長業界であるという点です。世界がIT化に注力しているため需要が安定しており、IT業界の中でもSI業界は右肩上がりの成長を維持しています。
2つ目は、自分のスキルを身に付けることができる点です。未経験者でも研修制度が手厚い企業が多く、成長環境が整えられています。そのため研修制度を通してプログラミング能力を身に付けることができるので、転職し会社を離れたとしても培ったスキルやノウハウを活かして活躍できます。
3つ目は、様々なプロジェクトに関われる点です。SI企業では分野に問わず、様々なシステム開発を行っているので、色々な業界の知識を学ぶことができ、経験を積むことができます。
4、SI企業の将来性
SI企業の魅力についてお話してきましたが、将来性はあるのでしょうか?SI企業が担うシステムの開発なしに大規模なクラウドサービスをつくることはできません。そのため、これまで以上に需要が高まるので成長する可能性は高いと言われています。そして開発されたシステムは運用し管理していく必要があるため、長期的に仕事があることになります。また日本はIT人材が不足している状態にあるため、ITエンジニアも将来的にも需要は高いです。これらの理由からSI企業は将来性があると考えて良いと言えます。
5、まとめ
いかがでしたか。社会の需要から、SI企業は今後も成長していくことがお分かりいただけたと思います。SI企業は4つに分類されているので自分に合う形態のものを見つけてみてくださいね!