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GABを完全攻略!内容と種類を知って、効果的に勉強!

WEBテストは企業試験の中で、書類審査の次に課されることが多いです。なお、IT企業の多くは、テスト会社が作成・販売している適性検査を導入しています。日本で最もシェア率が高いと言われている「SPI」もその1つです。適性検査の対策といえば、SPIの対策をすることだと思っている就活生も多いのではないでしょうか。しかし、実際に企業が実施する適性検査はSPIだけとは限りません。今回はテストの内容と種類を知ることで、効果的に勉強を進めることが出来る「GAB」について詳しく解説していきます!

 

SPIについての記事はこちらから!

https://cheerful-sicareer.com/1447/

今回は以下の流れで説明していきます。

 

1,GABとは

2,GABの特徴

3,GABとSPIの違い

4,GABの問題の形式

5,GABの対策法

6,まとめ

 

1,GABとは

 GABとは、『日本の人事部』と称される日本SHL株式会社が提供している総合適性テストのことです。GABの目的は、主に新卒総合職採用において、受験者の知的能力と性格を測定することです。

そしてGABの結果をもとに、その後の採用選考に進めるかどうかを判断されたり、面接時の参考にされます

日本SHLはIT企業で導入企業の多い玉手箱・CABといったWEBテストも作成しています。そのため玉手箱・CABにもGABと同じテスト形式が取り入れられているのです。そのため、GABの対策をすることで玉手箱・CABの対策にもつながるのでGAB対策を進めておくことをオススメします。

 

2,GABの特徴

GABのテスト形式は3種類あります。テストセンターのパソコンで受験する「C-GAB」、自宅のパソコンで受験できる「Web-GAB」、企業で受験する「GAB」があります。それぞれ特徴を解説していきます。

 

〇C-GAB

C-GABとは全国にあるテストセンターに自ら出向き行き、机に設置されているパソコンで受験するテスト形式のことです。テストセンターでは本人確認があることや電卓が使えないことが特徴です。

テスト内容は言語理解テストが32問で15分間、計数理解テストが29問で15分間、英語テストが24問で10分間、性格適性検査テストで制限時間なしの4種類です。英語テストが開催されるのは、C-GABだけです。

またC-GABでは、性格適性検査テストを事前に各自のパソコンで受験しておく必要があります。必ずテストセンターでC-GABを受験する前に、性格適性検査テストを受験しておきましょう。

 

〇Web-GAB

Web-GABは各自のパソコンを用いてWebで受験する試験です。Web-GABのテスト形式と制限時間はそれぞれ、言語理解テストが52問で25分間、計数理解テストが40問で35分間、性格適性検査テストが68問で制限時間なしとなっています。電卓を使用することが許可されているため、必ず用意して受験に臨みましょう。

 

〇GAB

GABは上記2つとは違いパソコンを用いません。テスト形式はマークシート方式で、企業が指定する場所に行き、受験する筆記試験です。Web-GABと同様に、電卓を使用することが許可されているため、必ず用意して受験に臨みましょう。

GABのテスト内容、問題数は未公表となっています。しかし出題科目と制限時間は公表されており、言語理解テストは25分間・計数理解テストは35分間・性格適性検査テストは30分間です。

 

3,SPIとGABの違い

以前紹介した「SPI」との違いを説明します。どちらも企業が適性検査の一手段として用いるという点においては同じですが、問題の難易度、出題範囲がなります

SPIは四則演算など難易度の低い問題が幅広く出題される一方で、GABは長文や図表を用いた計算問題を短時間で回答することが求められます。そのため、GABとSPIの違いは問題数が多く回答時間が短いことが挙げられます。

Web-GABは時間にすると一問あたり約30秒で解かなければなりませんつまりスピード感をもって問題を解き進める必要があります。例題や参考書の問題を解き、問題に慣れておくことが大切でしょう。

 

4,GABの問題の形式

実際にGABの問題の形式について見てみましょう。

 

〇言語

数百字程度の文章を読み、その文章についての設問を解いていく形になります。文章の論理構造を読み取れているかが試されるような問題となっています。1つの文章につき4問あり、1つの文章あたり約2分で回答しなければなりません

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 次の文を読み、続く設問それぞれについて、以下のA、B、Cのいずれに当てはまるか判断し、その記号を1つ選びなさい。

A:本文の内容から明らかに正しい、または正しい内容が含まれている。

B:本文の内容から明らかに間違っている、または間違った内容が含まれている。

C:本文の内容からは、正しいか間違っているかは判断できない。

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問題文

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1~

2~

3~

4~

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1~4の内容が正しい内容なのか、間違っているのか、それとも問題文に沿った内容ではないのかというのを判断していく形式になります。

 

〇計数

表やグラフを読み取って問いに答える形式の問題です。表やグラフを読み取る力や効率良く計算する力が測られる問題だと言えます。計算量が多いため、効率よく計算をして問題を処理していく必要があります。

 

〇英語

英語の文章を読み、文章一題につき3つの設問を解くという形式です。英語の速読力や読解力が問われています。制限時間を考えると、問題によっては設問を先に読んで長文を読み進めるということも必要になるでしょう。

 

5,GABの勉強法

GAB対策は問題集や参考書を繰り返し解くことがポイントです。というのも、繰り返し解くことで問題の解法を覚えることができるからです。GABは問題数が多く、スピード感をもって解き進めなければなりません。1問に対する解答時間を短くする必要があります。

解答時間を短くするためには、自分の苦手分野を認識し解き方を覚えることで解答時間を短くすることが重要です。上でもお伝えしたように、WEBは出題形式が決まっているため解き方を覚えておくと回答時間を短くすることができます。

これはGABに限らず多くのWEBテストは問題のパターンが決まっているものが多いので、解き方を覚えることはどのテストでも効果的な対策です。問題を繰り返し解くことで解き方を覚えておきましょう。

 

おすすめの参考書は「これが本当のCAB・GABだ!【2023年度版】」です。問題数が多いのでスピード感を意識して、一問あたり約30秒で解けるように繰り返し解くことをオススメします。タイマーをセットすることで本番でもスピード感をもって解き進められます。

 

6,まとめ

みなさんいかがでしたか?GABを導入している企業を受ける際はGABの特徴をしっかり理解した上で対策を行っていくことが大事になります。まずはGABを突破するためにしっかりと準備をして挑みましょう!

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