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SI業界の今後はどうなるの?SEの将来性の観点からお伝えします!

突然ですが、SIという仕事を皆さんは知ってますか?理系の大学生やプログラム開発に携わっている人であれば知っている人もいると思います。SIはシステムインテグレ―ションともいいますが、ピンとこない人も多いですよね。

今回はそんなSIについてや、魅力についてご紹介いたします!

 

目次

1,SIとは 

2,SEの将来性が低いといわれている理由

3,SI業界の市場

4,需要が高まるSEとは

5,SI業界の魅力

6,まとめ

 

1,SIとは

SIはシステムを構築するサービス業のことを言います。SIerとはシステム構築を行う会社のことを指します。SIはSEやSESとよく働き方が混同されるので、以下で説明します。

 

SEとの違い

SEとはシステムエンジニアのことであり情報システム関連で働く人のことを指します。SIerは企業だったり、システム構築を行う団体や法人のことをいうので、個人か企業で、SEかSIerかが分かれます。

 

SESとの違い

SESはシステムエンジニアリングサービスのことであり、クライアント企業にエンジニアを派遣することを言います。エンジニアの技術を提供するために、自社内では働かず、他社へ行き、クライアント企業のシステム開発、運用に取り組みます。

SIについての記事はこちら!

3分でSIについて学ぼう!

 

2,SEの将来性が低いと言われている理由

それでは次に、そんなSEに対して将来性が低いなどといわれていますが、その理由について述べていきます。

 

・体力的に続けにくくなるから

年齢を重ねると仕事がつづけにくくなるという意見があります。納期が近づくと企業によっては、残業を強いられ、徹夜をすることもあります。若いころは何とかできても年を取るとできなくなることもあります。

 

・最新のスキルについていけず、会社に貢献できなくなるから

システムエンジニアで開発するために使うスキルは、常に最新のものが使われます。しかし、システムエンジニアは会社の仕事が忙しいため、新しいスキルを覚えらえれず、成長できなくなることもあります。その結果、途中でやめてしまい、システムエンジニアの将来性が低いという噂が広がります。

しかし、SEの需要は大きく、SI業界の市場も大きいです。

 

3,SI業界の市場

SI業界はIT業界に含まれており、SI業界、IT業界の市場はどんどん伸びています。働き方改革が推進され、5Gの到来やAI、IoT分野が発展することで成長しています。

2017年に発表された経済産業省の「特定サービス産業動態統計」によると、SIのみの規模は4兆9435億円となっています。

また、矢野経済研究所の調査によると、2020年度のIT業界の市場規模は12兆9000億円と推計されており、SI業界は約3分の1を占めています。

それほどSI業界の市場規模は大きく、今後も伸びることが予測されています。

 

4,需要が高まるSEの分野

では次にどの分野でSEとしての需要が高いのかを紹介します。

 

家電や医療機器におけるIoT分野のSE

IoT技術は様々なものから、インターネットを経由してデータを集めることができます。特に今後有望なのが医療機器分野で、健康管理や、健康に関するデータを蓄積することにloT技術が適しています。また、家電に関しても、エアコンや冷蔵庫の遠隔操作など、どんどんいきわたっていくことが予想されます。

 

クラウドサービス分野のSE

クラウドサービスとはインターネットなどのネット環境のつながっているパソコンがネットワーク経由で各々のパソコンやスマートフォンに提供するサービスのことです。ITやインフラにおいて、普及が進んでいます。

 

AI,ビッグデータの分野のSE

AI、ビッグデータの活用、あらゆる分野で導入される技術であり、データの蓄積により傾向を見出し、予測を立てることができる人材は需要があります。DXとも関係が深く、今後も高い需要が続きます。

経済産業省の調査(2019年3月)では、IT人材が、2020年には約31万人、2030年には約79万人不足すると試算されています。

IT業界の人材不足のためSEを初めとしたIT人材は需要が非常に高いです。

 

5,SI業界の魅力

SI業界は将来性について悲観されることもありますが、実際には決して悪いものではなく、魅力も多い業界です。以下で魅力を紹介していきます。

 

魅力① 将来性がある

SIerは忙しい、残業が多くキツイといったことや、将来性について疑問視されることもありますが、将来性がないかというとそうでもありません。

時代の変化に合わせて、柔軟に対応してクライアント企業の満足度を高めていくことにより、未来は明るくなります。

また、SaaSの出現により、需要が衰退してきているとの声もありますが、クラウドではなく、個々のシステムを必要とするケースがなくなることはないと思います。

※Saas:ネットワーク経由でソフトウェアやアプリケーションを利用できるサービス。

 

魅力② 社会の仕組みを学べる

SIer企業には医療関係から物流関係までさまざまな企業がシステム構築を依頼します。システム設計を行って、それらのクライアントのニーズにこたえることで、その業界について詳しくなります。官庁から民間企業まで、事業の規模や企業に関係なく需要があるので、ビジネス領域が広いです。

 

魅力③ 様々な人に出会える機会がある。

SI業界はプログラムの設計や開発を大人数の企業単位で行います。なので、様々な人の仕事の仕方や、ふるまい方を学ぶことができます。また、仕事を通して、自分では気づくことができなかったプログラミングコードを学ぶ機会もあります。

※プログラミングコード:人工言語を用いてコンピュータに行う命令やデータなど

 

魅力④ フリーランスや起業して働くことができる。

SEは技術をもっているので、転職もしやすいです。SEとして働いてきた実績やスキルを武器にして、独立してフリーランスを行うことも、起業してSIer会社を作ることも可能です。

フリーランスとしてや、企業として小さくても、信用を得るスキルや実績があれば、活躍することができます。

 

まとめ

いかがでしたか?SⅠ業界は、将来性があることや様々な人に出会えることなどたくさんの魅力がありますよね。みなさんの理解が深まっていると嬉しいです。

 

 

 

 

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